2018/12/20
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さいたま国際マラソン(鈴木) |
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さいたま国際マラソンは、前シーズンのベストタイムが出た大会であり、今年もそれに期待して臨んだ。湘南の疲れはまったく残っておらず、その間の練習は15kmのジョグと30分の400mインターバル程度であったが、スタート前のアップの時に体が非常に軽く感じた。気温は10度ぐらいで天候は晴れ。風は多少あるがマラソンとしては程よい状況である。 この大会の良いところは、スタートに並ぶ時間まで、埼玉アリーナの中で待機できることであり、寒さのために無駄なエネルギーを消耗しない。私はスタート20分前に列に並んだ。昨年は、スタートクラスごとにランナーが並ぶエリアが狭く歩道にはみ出たが、今年はゆとりがあったのでスルスルと前の方まで行くことができた。 スタート直後は道幅が狭くて追い抜くのに苦労するが、筋肉が温まっていないときに無理をすると後半にダメージがくるので、しばらくは流れに任せて進んだ。防寒対策として45リットルのごみ袋をかぶっていたが、2kmぐらいで熱くなり脱ぎ捨てた。ということはかなりスピードが出ているのかも知れないと思い、1kmのラップタイムを計ってみたら、4分45秒ぐらいになっていた。とても調子がいいようである。 5kmぐらいを過ぎたところで知り合いのラン友さんに追いつかれびっくりした。というのは、この方、ウルトラとかトレイルを走っているのは知っていたが、普通のフルマラソンでこんな早く走れるとは思っていなかったのである。追いかけようと思ったがぐっとこらえてマイペースを維持。このマイペースでも十分早すぎるぐらいであった。 キロ4分50秒前後を維持し、15kmぐらいのところで先ほどのラン友さんがペースダウンになっていて私に追いつかれてしまった。「私についてくればサブ3.5ですよ」とかっこいいことを言いながら抜いていったが、言ってしまった以上、サブ3.5を達成しないと恥ずかしいと思い気合が入った。 20kmを過ぎたところでギアチェンジをするかどうか迷った。体は軽く感じるし、呼吸も苦しくないので少しだけ頑張ることにした。しばらくはアップダウンもなく平坦なコースとなるので快調に走ることができた。途中ラップを計ったら、キロ4分30秒のところもありびっくりした。ペースが思うように上がり、5kmごとのラップも23分台を維持することができた。浦和と北浦和の間のJRにかかる新浦和橋はコース最大の急こう配で、遠くから見ると壁のように見えるが、ここも歩かず走り抜くことができた。 ゴールは、グロスタイム3:24:09、ネットタイム3:22:23と湘南国際のタイムを約1分縮めることができた。このタイムであれば、年齢別ランキングは100位以内にはいるであろう。 |
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