ランニングクラブ

相模原市市民走ろう会
相模原公園、淵野辺公園で練習を行うランニングクラブです。
共通の趣味であるランニングを通じて、健康的で楽しいひと時を過ごしましょう!
 会長:津金 連絡先:御手洗 090-7812-6490 sagamiharashirc@gmail.com
  
2021/11/7

奥武蔵ジャーニーランと富山マラソン完走記(鈴木)

コロナが収束し始めたこともあり、あちこちで大会が開催されるようになってきました。10月はウルトラ3連戦をしたあと、10月最後の週にジャーニーラン146kmを走り、翌週に待望のフルマラソンを1年8か月ぶりで走りました。

◆奥武蔵/秩父ジャーニーラン 10月30日~31日

この大会は、Oパークおごせをスタートして、秩父駅周辺を中心とした東西の8の字コースとなっており、制限時間は26時間と緩め、ルートは多少複雑なところもあるが、コースはほとんど覚えているので気楽に走ることができる。 ということで、気楽に走れたかというと、大会の2日前に行ったスピード練習で腰から背中にかけての腰方形筋を痛めてしまい、ほとんど歩きの状態でスタートすることになってしまった。

20kmぐらいまでは最後尾になっていたので、痛みの様子を見ながら徐々にスピードを上げていったが、チェックポイントでの関門時間にあまり余裕がない状態が続いた。しかし40kmを過ぎてからの山伏峠への登りは痛みが出ずに走ることができ、秩父への下りが心配でしたが、なんとかゆっくりと走ることができたので、とりあえず一安心。それでも各チェックポイントでの関門時間の余裕は少なく、夜間走の眠気が非常に心配になり、眠くなる前にカフェインの錠剤を注入した。

秩父から小鹿野方面にかけては登り基調となるため痛みは出ませんでしたが、三峯方面の下りで再び痛みが出始めてしまい、秩父まではほとんど歩きになってしまった。

DNFを選択するのであれば、終電が動いている時間でないと大変なことになるが、既に終電時刻は過ぎていたため取り敢えず前に進み、関門時間が4:00になっているCP6道の駅みなのに到着したのは3時を回っていた。

ここで、残りの関門時間と距離をしっかりと確認したところ、次のCP7波久礼駅までは約12kmあり、関門時間は6時半となっていたので、多少走っていれば歩きを交えても間に合う計算ですが、アップダウンがある区間で、さらに最後のCP8からゴールまでの距離とゴールの制限時間を考えると次のCP8の関門時間に対して1時間半ぐらいの余裕がないと、最後の区間で故障などが起こると間に合わなくなる可能性があり、それを考えたら火が付いた状態になり、アドレナリンモードで一気にCP8まで走ることになった。

その結果、最後のCP8には残り4時間半を残して到着したため、ゴールまではのんびりと走ることができ、制限時間の45分前に無事ゴールすることができた。

 

今回、大会前にスピード練習をしていたのは、翌週のフルマラソンにターゲットを絞って少し前からやっていたことですが、今後は、練習メニューを考え直そうと思いました。

夜間は非常に気温が下がっていたにも関わらず、エイドステーションでのおもてなしをしていただいたスタッフやボランティアの方々には頭があがりません。

 

◆富山マラソン 11月7日

なんと、まともなフルマラソンは昨年の愛媛マラソンが最後で、今回は1年8か月ぶりの参加となりました。開催されるか心配でしたが、先ずは走れることに感謝でした。

 

受付が前日のみなので、スタート地点となっている高岡に前泊するとこにした。

久しぶりのフルマラソンなので珍しく緊張状態で、ホテルでの睡眠の質はあまりよくなかったが、早めに準備をしてスタート会場に向かうと、たくさんの人にびっくり。フルマラソンでは当たり前だった光景が非常に新鮮に感じた。

天気は雲一つない快晴で、気温も高くなる予報となっていたのが気になったが、スタートの号砲が聞こえると一切の緊張感や心配はふっ飛び、フルマラソンが走れるという喜びに変わっていった。

レース展開については、先週の故障もあったので、あまり追い込むことはしないで4時間前後でゴールできればいいと考えていた。しかし、ペースダウンは避けたいという気持ちがあり、キロ6分弱ぐらいのペースを維持することを考えていた。

しかし、いざスタートすると、やはり周りのペースに巻き込まれた感じがしたので、意識してペースを落とすようにした。この時点で気が付いたのは、時計を忘れていたことだった。

そうであれば、時計無しでペースを維持する練習にしようと思い、10kmごとに表示される時間を見ながら、気持ちをペース走の練習に切り替えて走ってみた。

10km、20kmと快調に進み、走りながら計算するのは面倒ですが、なんとなく、キロ6分は切っていることがわかり、最後までペースを維持することだけに集中して走ってみた。

途中のエイドでは鯖寿司などがふるまわれていたが、ペースダウンにつながると思い、エネルギー補給は自分で用意したジェルだけにした。この結果についても、今後のエネルギー補給の目安にしたいと考えていた。

途中、立山連峰と富山湾を一緒に見渡せる登りがきつい新湊大橋の手前で、本来は別のレースに出ているはずのラン友さんのサプライズ応援があり、橋への登りはほとんど減速せずに登りきることができた。

その後もペースが落ちることなく35km地点を通過。しかし、このあたりからふくらはぎがプルプルし始めたので少し減速して様子を見ながら走った。

なんとか最後まで持ちこたえ、3時間47分34秒でゴール、久しぶりに感動を味わうことができた。

今回は、久しぶりのフルマラソンではあったが、2年前までのサブ3.5への復活には限界を感じた。それでもフルマラソンを走る楽しみは続けたいので、練習はしっかりとやっていこうと思った。