ランニングクラブ

相模原市市民走ろう会
相模原公園、淵野辺公園で練習を行うランニングクラブです。
共通の趣味であるランニングを通じて、健康的で楽しいひと時を過ごしましょう!
 会長:津金 連絡先:御手洗 090-7812-6490 sagamiharashirc@gmail.com
  
2021/11/6

ウルトラ3連戦(鈴木)

◆津南ウルトラマラソン64km(10月2日)

今年は、諸事情があり、エントリーはいつものように100kmでしたが、スタート時間が間に合わないので64kmに変更してもらい参戦しました。

コースは16kmの周回となり、平坦なところが殆どないアップダウンの激しいコースで、登りが4kmも続くところもあります。

64kmの場合は、この周回コースを4周することになりますが、1周の累積標高は400mを超えています。

完走はできたものの、久しぶりのジャーニーランではなくウルトラ"マラソン"だったのでスタートからかなり気合を入れて見た結果、2周目の後半からふくらはぎがピクピク始まり、そして遂に激しく攣ってしまいました。

かなり日差しが強く暑かったため、塩分補給や水分補給にはかなり気を使っていたにも関わらずこんな状態になってしまい、練習不足を痛感しました。それ以降も益々激しくなり、攣りそうだと思って止まってもいきなり攣り始めてしまうこともありました。

4週目の最終周回では、3回道路に倒れてしまうくらい、同時に両足が攣ることもあり、今までにない辛い経験をしました。

天気は快晴で、景色は素晴らしいものでしたが、景色を楽しむ余裕はまったくありませんでした。

この大会は、過去100km(6周+4km)で12時間を切っており、今回の記録9:59:47は大いに反省すべきものとなりました。

◆利根川遡上ジャーニーラン2021下流編155km(10月9~10日)

『利根川の鮭になろう!!』という気持ちで利根川遡上の旅をしてきました。

しかし、この旅はとんでもない修行の旅になりました。

真っ平らで、なーーーーーんにも無い。

昼は川、川、川・・・・・川しか見えない。

夜は、まーーーーっ暗。

一人だったら絶対にリタイアしていました。しかし今回は素敵な女性の介護人に引っ張られ、閉鎖10分前にゴールできました。

制限時間は27時間あり一見余裕があるように見えますが、先週の津南の疲れが残り、攣りまくった足の調子が完全に復活していない私にとっては厳しい制限時間でした。

後半の方では、『間に合わない』、『諦めよう』と介護人に声をかけますが、介護人は無言で淡々と走り続けます。この方は2週間前に本州縦断のR7(青森~新潟)ステージ433kmを単独で走って来た方なんですが、疲れをまったく見せませんでした。

嫌っていうほど平らなので、同じ筋肉を使い続ける必要があり、信号も無いので止まることもない。一人だったら確実に歩く時間が多くなり、歩くと睡魔が襲ってくる最悪のパターンになっていたと思います。

しかし、介護人は止まらない、歩かない。夜中は『真っ暗が好き』、『無になれる』とかドヘンタイな事を言いながら黙々と走る。

そしてエイドに着くと、食う、食う、食う、そしてさらに食う。私は少食ですが、4倍ぐらいの量は食べていました。

そして、それだけ食べた後もすぐ走る、走る、走る。水分補給は私の半分くらい、たまに自販機で止まると炭酸一気飲みとかしちゃう。

ラスト10kmの最終エイドでは、残り2時間を切っているので、私はエイドをパスして先に歩いて進むことにしたが、介護人はそこでも食う、食う、食うをやったらしい。

ゴールまで残り2kmぐらいまで来ても介護人が来ない。やはり間に合わないかと思っていたら、しっかりと走って来る姿が見えました。

何というメンタル。そこからは歩いても間に合う距離になっていましたが、ここでも、走る、走る。

私は、おかげさまで鈍っていた体に鞭を打つ事ができました。

徹夜でサポートしてくれたスタッフ、ボラの方々には感謝です。

 

◆ぐるっと浜名湖一周100km(10月17~18日)

俗称、「はまいち」とも言われており、浜名湖を極力水辺に近い道で一周するマラニックです。制限時間は16時間なので、のんびりはしていられません。

今回も前週と同じように女性の介護人付きで走ってみました。今回の介護人は前回よりもスピードがあるランナーさんで、最小の方はキロ7分を切って走っていましたが、私の筋肉も大分目覚めてきていたようで、あまり辛い思いをせずに完走することができました。

このレースは初めての参加ですが、浜名湖一周だから地図はあまり見なくてもいいかなと思い、大会案内に同封されていた地図は2日前になって初めてみました。

しかし、これがとんでもなく複雑であることがわかり、慌ててGoogle先生にインプットして、これを頼りに走ることになりました。

相変わらずの寝不足で、深夜0時スタートなので夜間はフラフラになるかと心配していましたが、介護人さんのおかげで湖に落ちないで済みました。柵の無い湖岸もあり、介護がなければ確実に落ちていたでしょう。

後半はペースが落ちましたが、フル介護で、14時間47分で完走できました。

久しぶりのラン友さんにも会えて楽しい大会になりました。