2021/8/20
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後書き(御手洗) |
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♪♪♪ あの暑さは一体何だったのでしょう? 1年を通し地球の気温は毎年上がっているように思い、いつ頃からこんな暑さになったんだろう?と思い特別調べた訳ではありませんが、何と驚くことに東京地方でこの130年の間に平均気温は2℃の上昇の事でした。信じられない数字に驚きですが、1℃は体感温度にするとは相当な暑さが感じられるそうで、気温の上昇原因は人口増加や都市化に伴うヒートアイランド現象の影響が強くなったこと、人間の行動様式がより熱量を放つスタイルに変わったことなどが主要因になっているとの事で、確かにうなずけます!そして精神論では「昔も今も暑さは変わらず、騒ぐのは根性不足」 と。まぁ何と言う事を・・・とちょっぴり憤慨しました。猛暑日、それに伴って熱中症で救急搬送された人は毎年増加していることから真夏日・猛暑日・熱帯夜の日数は増えていること間違いないとの事です。気象用語の改正で2007年から猛暑日・熱中症と言う言葉が使われるようになりました。1875年に35℃を超える日が既にあったそうで、以後5~7年周期で観測され1900年から20年以上は観測されない日が続き、徐々に真夏日・猛暑日がひと夏で3~5日と多くなってきたようです。実際に気温の上昇や雨の量も多くなり温暖化を食い止める対策に必死に取り組んでいる昨今、今年気象庁は統計の見直しをしたそうです。天気予報で平年より暑くなる・・・の平年(値)は過去30年間の観測データの平均を「平年値」と言い、今まで使われていたデータは1981~2010年のもので2011~昨年までのデータは入っていないとの事です。どうしてでしょう? 2011年以降真夏日は46.4日から51.2日に、熱帯夜は11.3日から17.8日へと多くなっています。最近のデータを使用し平年値の見直しで今まで何気なく聞いていた天気予報も、これからは最近のデータで表現が変わってくる様です。今月1日は防災の日でした。関東大震災の翌日東京の気温は46.3℃との記録が残っているそうです。それにしてもコロナ感染者は増える一方で終息の目途もつきません。既に国内感染は151万人を超え・亡くなられた方は1万6千人以上になりました。「大地震と感染症は忘れた頃にやってくる」こんな言葉を聞きました。1300年前聖武天皇の時、天然痘が大流行し国民の3分の1・100~150万人が亡くなられたとの事、疫病と飢饉を払うため天皇は大仏(奈良東大寺大仏)を建立、祈願したそうです。隅田川の花火も当時大流行した疫病と飢饉を払うため8代将軍徳川吉宗が始めたのがきっかけだそうです。いつの世も「祈願」の気持ちは変わらないようです。 秋雨前線影響で西日本には大雨、アメリカ東部ではハリケーンで今までにない大被害の発生です。9月に入り急激に気温が下がってきました。お風邪など引きませんよう、お体に気をつけてお過ごしください。10月定例会が無事に開催され、皆さんと元気にお会いできますことを願っています。 ♪♪♪ |
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