2021/5/1
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前書き(御手洗) |
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先月14日、熊本地震から5年が経ちました。現在も避難生活を余儀なくされている方々が400人余いらっしゃいます。断層があるためでしょうか区画整理が思うように進まないのが現状のようです。被災地の皆さんをいち早く元気づけようと復興のシンボル熊本城の復旧工事を最優先に取り組み、天守閣の工事がほぼ完成、先月26日から一般公開の予定でしたが急速なコロナ感染拡大で延期になっています。熊本城全体の工事が完了するのは16年先の2037年の予定だそうです。いかに地震が大きかったか想像を絶します。東日本大震災の大きな余震やトカラ列島に頻繁に発生する地震、秋田や長野・宮城等列島各地広範囲に至っています。南海トラフと関連するのでしょうか?心配がよぎります。地震や洪水が相次いで発生する被害に、災害大国と言われる日本、コロナ禍での現状、せめて大きな被害が発生することのないよう願わずにはいられません。 3度目の緊急事態宣言の発出です。先月25日から5月11日まで、東京・京都・大阪・兵庫の4都府県、そして新たに発出されたのは「まん延防止等重点措置」です。宮城・沖縄・埼玉・千葉・神奈川・愛知・愛媛の7県。実施日は先月5日から25日までと様々ですが、期間はいずれも今月11日まで、県全域ではなく、県ごとにまん延防止区域が指定され、神奈川の場合は、横浜・川崎・相模原・鎌倉・厚木・大和・海老名・座間・綾瀬の9市です。この短期間で感染者は抑えられるのでしょうか? 変異ウイルスも含め第3波より感染者は急速に増え続けています。緊急事態宣言であり、まん延防止であり、人々はすっかりコロナ慣れになってしまい、コロナの怖さは薄れているのか、自分だけは絶体に大丈夫!と思っているのか、街を行き交う人を見ていると、その様な気配は全然ないような感じさえ致します。ほろ酔い気分になりマスクは顎の下に掛け集団で歩きながらの会話、踏み切り待ちで電車を見ているとあまりの混雑に驚きを隠せません。飲食店でのアルコール提供は出来なくなったにも拘らず、持ち込みで飲むことは許される!緊急事態やまん延防止は一体何なのでしょう? 路上での飲食も増えています。第1波の時の様な緊張感はすっかりなくなってしまった感じさえ致します。ワクチン接種が始まりましたが、自治体の要望と供給は中々追いつかないようです。電話予約は中々通じないという苦情、申し込みはネットでと言っても戸惑う高齢者、全員がそれを出来るかと言うと、最初からそれは到底無理な話し!と思っていたのは素人の考えだったのでしょうか? せっかく予約しても会場に来ない人、いろいろ問題はあるようですが、接種をしたからとコロナに感染しない訳ではありません。自分の身は自分で守る以外ないようです。 国内で亡くなられた方は1万人を超えました。昨年2月13日、国内で初めて死亡が確認されてから、11月末に2000人を超え、今年1月末には5000人に、その後わずか3ヶ月で1万人を超えました。いかに急速に感染拡大に至っているかがよく分かります。世界全体では310万人を大きく上回っています。感染力の強い変異株は子供たちにも及んでいます。更に気をつけなければなりません。早く今までの生活に戻りたい!誰もが望んでいる事と思います。一日でも早く、その日が来ますように願わずにはいられません。大会も以前のように、平常に中々再開できないのが実情ですが、先月は感染対策をしながらの大会に出場された方、また会員企画のリレーマラソンやロングラン練習等で楽しみました。皆さんお疲れ様でした。ご覧いただきましょう。皆さんからの原稿、ありがとうございました。 |
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