2020/10/3
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うつくしまふくしまジャーニーラン(鈴木) |
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コロナ禍になってからの久しぶりに正式イベントに参加しました。今年第3回の大会ですが、昨年までは、251kmのフルと、前半、後半のハーブの3種目でしたが、今年は、密を避けることと極度の疲労による免疫力低下に考慮し、前半123kmと後半127kmのハーフ2種目で開催されました。私は、後半127kmに参加しました。 127kmというと、100kmウルトラマラソンが少し伸びたぐらいのイメージを持つかも知れませんが、スタート地点の郡山を午後2時に出るので、夜間走は避けられず、どうしても睡魔との闘いになってしまいます。 コースは、郡山から猪苗代湖の北側をとおり、会津若松駅を通過し、猪苗代湖の南側に位置する背炙峠を越えて、スタート地点の郡山に戻る形になります。 このコースのポイントは、真夜中に通過することになる背炙峠を如何に攻略するかにかかっています。 久しぶりのロングで多少緊張はしたものの、昨年は前半を走ってそのまま後半に突入したことを考えると気が楽になり、スタートからしばらくは快調に進むことができました。感覚的には昨年のイメージが残っていて、同じ場所に到着するのが非常に短く感じ、やはり前半の疲れがあるときと無いときでは相当違いがあることを実感しました。 猪苗代湖が見えてきたときには、曇り空で夕日は見えませんでしたが、猪苗代湖に映る夕焼けは非常に綺麗でした。 その後はすぐに暗くなりましたが、会津若松へは緩やかな下り基調であり、眠気も来なかったので比較的早いスピードで走ることができました。しかし、あともう少しで会津若松駅というところで長い信号待ちをしてから走り出そうとしたら、下半身全体にだるいような痛みが襲い、歩くこともままならぬ状態になってしまいました。しばらく座って休み、ゆっくりと歩けるようにはなりましたが、2kmを30分ぐらいかけて、会津若松駅のエイドに到着しました。リタイアして郡山に戻ることも考えましたが、既に終電は終わっていたので、前に進む道しか残ってないので覚悟を決め、しばらく休憩をして気持ちを切り替えました。 昨年は、会津若松駅から背炙り峠のほぼトップにあるレストポイントまで、一気に走って登ったことを考えると、今年はここまでの距離が短いので、同じように走って登れるはずだと自分に言い聞かせることでアドレナリンモードに切り替えて会津若松駅をスタートしました。背炙り峠の入口までの市街地ではあまり気合が入りませんでしたが、いざ、峠の入口に突入すると火が付いたように走ることができ、歩いているランナーを10人ぐらい抜いて、一気にレストポイントまで登ることができました。ここで、しっかりと食事を摂り、苦手な下りになるので無理をせずゆっくりとおりることにしました。降りてから猪苗代湖に向かう途中で夜も明け、気分も変わり、ゴール15km手前の最終エイドポイントまでは難なく進み、残り15kmも一気に走って20時間34分でゴールすることができました。 コロナ禍の中で、感染対策を徹底して運営していただいたスタッフやボランティアの方々には頭があがりません。 参考ですが、感染対策としては次のようなことを実践していました。 1.受付時に体温測定、健康チェックシートの提出。 2.スタート時点での競技説明は屋外で、蜜を避けて実施。 3.スタートはウェイブスタート。 4.エイドステーションに入る時は強制的にアルコールによる手指の消毒を実施。 5.エイドの飲み物はマイカップ使用ですが、飲み物を入れるのはスタッフがカップにボトルを接触しないように行う。 6.食べ物は、スタッフが取ってランナーに渡す。 7.休憩中はマスク着用。 |
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