2020/2/16
|
|
青梅マラソン(角田) |
|
初めて「青梅路30㎞」を走ったのは、1980年、29歳でした。子育てで数年休んだ後は毎年チャレンジ。走る度に記録が縮まって、最も楽しみな大会でした。近年はエントリー方法が変わってエントリー出来なかった事が1回、膝の不調で諦めたことも1回ありましたが、春先の豊かな自然の中を走るのはほんとうに気持ちよいものです。 39歳で2時間半を切り、最高タイムは48歳の2:19:53で51位。60歳になってからは年代別表彰も始まり、2位に。続けて1位を2回と嬉しいご褒美も頂きました。翌年は雪で中止になり、3連覇はなりませんでした。そうして、65歳の頃だったか、膝に痛みを感じるようになり、思うような走りが出来なくなっていきました。昨年は2時間50分かかりましたが、完走できてほっとしたものです。 そして、初ランから40年後の今年は、残念ながら辛いレースとなってしまいました。長く経過観察だった身体の改善を願って治療を思い立ち、昨年10・11月はウォーキング中心、ランニングを再開したのは11月末でした。1月には久々の駅伝を楽しみましたが、走り込みは不足していました。「青梅」完走のためにと、体調が気になりながらも神奈川マラソンを走ったからか、脚の痛みが続いていました。その上、前夜には腰まで痛めて、大きな不安を抱えて大会に臨むことになってしまいました。 当日は、河辺駅に着いても雨は降っていて、10㎞ランナーの大変さを思いながら雨天覚悟で準備しましたが、雨は殆どあがってスタートできたのは幸いでした。「帰ってこいよ」の歌声、力強い和太鼓の響きに「青梅を走っているな!」と、嬉しくなりました。痛みが気になりながらも、沿道での温かな声援や給水などに力を頂いて、走り続けることが出来ました。3時間手前のゴールでしたが、青梅路のアップダウンを懐かしみながら走りきることができて、スタッフの方々には感謝です。ゴール後には素敵な出会いもあり、心に残る大会になりました。 これからも健康には十分に留意しながら、ランニングを楽しみたいです。 |
|