MiNAToシティーハーフマラソン完走記（小林）

定例会で工藤さんが紹介された上記の大会に参加しました。

東京の一つの区の大会だから小規模な大会だと思っていたら、とんでもない。前もってナンバーカードや参加賞のティシャツ、プログラムが届きました。びっくり！です。参加者はハーフの部が5400人、ファンランを含めると6700人以上の大きな大会です。｢2020オリンピック･パラリンピックにむけた気運醸成をはかり、誰もがスポーツをたのしむを実現するため｣に昨年からはじまった大会です。スポンサーも一流企業の建設会社、ホテル、銀行などの名前がずらり、さすが港区です。増上寺の敷地内と、その隣の芝公園がメイン会場です。交通量の多い所を走るためか、スタートはハーフですが8時30分と早いです。7時35分からA～Dのブロックごとに並べるのですが、寒い朝だったので、8時頃から徐々に集まってきました。

防寒対策のビニール袋をかぶり、手袋もしました。ホカロンを忘れました｡寒くてだんだんトイレが気になりだしました。せっかくCブロックの前のほうにいるし、トイレに戻るのは遠いなぁ、朝から何度もいってきたから大丈夫、と自分に言い聞かせてスタートしました。都心ですからコンビニはたくさんあるでしょう。と一番目に気付いた店はスルーしました。二番目の店は沿道にいるスタッフが｢ここはトイレありませんよ｣えっ!

3番目の店に入りました｡トイレをノックしても応答がありませんが鍵がかかっているので、ずーっとずーっと待ちました。店員さんが中の様子を心配して耳をそばだてても物音はしません｡不安になったのか声をかけたら、やっと返事がありました｡今度は私の心配をしてくれました｡｢もう少し裏に行ったら公園があります｡そこにトイレがありますよ｣しかたがない｡コースとは逆になりますが走って行きました。そうしてコースに戻ってみると、なんと最終ランナー、その後ろにパトカー、収容バスが目の前を通過して行くではありませんか｡｢えっ私ドンジリ? 何分コンビニにいたんだぁ？｣こりゃ大変！スタコラスタコラ走ります。最終ランナーの男性が｢早っ｣と言っているのが聞こえます。スタコラスタコラ・・・｡面白くなってきました。だって一番後ろから走るなんてなかなかありません｡どこまで行けるかやってみようじゃないか｡とにかく元いたCブロックあたりに戻りたい。スタコラスタコラ、そんなに飛ばすと(私の感覚です｡他の人には歩いて見えるかな?)10キロももたないよ｡と思いつつ、行けるとこまで行っちゃえ！スタコラスタコラ・・・｡ 概算で1ブロック1300人以上を抜かなくてはなりません｡なんとなくCブロックあたりにきたようです。折り返しですれ違う人をみて｢わぁ全部抜いてきたんだぁ｣変なテンションの上がり方で、後半もつぶれることもなく、ゴール前の二カ所ののぼり坂も苦しまずにクリア。

東京タワーの下がゴールです。そこではふわふわのバスタオルをかけていただき、寒さがしのげました。

会場の荷物預かりからスタートまでの誘導などすべてが本当にすばらしい大会です。

出場にお力添えくださいました工藤さんとお嬢さまに、お礼申し上げます。