2019/12/1
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都まんじゅうでサブ3.5達成!(徳井) |
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私がランニングを始めたきっかけの一つは、2007年に湘南国際マラソンが始まったことです。神奈川県で初めて のフルマラソン開催ということで、新聞で攻略法について連載しているのを読み、刺激を受けて走り出しました。 実際に初めて参加したのは第6回大会(2011年)ですが、その時は30㎞過ぎから両足が痙攣してしまい、泣きな がら歩いてゴールしました。 その後、第11回大会(2016年)で初めてサブ4を達成し、第12回大会(2017年)でも自己ベストを更新しまし たが、昨年は横浜マラソンに優先出場したのでエントリーしませんでした。今年は、横浜マラソンと湘南国際マラ ソンを目標に3月から練習開始。目標はずばりサブ3.5で、スピード養成期、持久力養成期、スピードと持久力の 統合期などに分けて練習しましたが、特に7月から10月までは月平均320㎞走りました。更にこれまでやっていた 体幹トレーニングに加え、スクワット・懸垂・腹筋等、ランに良いと思うものは、すべて取り入れました。 しかし、横浜マラソンは落選してしまい、湘南国際マラソン1本にかけることになりました。悩んだのはペース設定です。ハイペースには不安がありましたが、3時間30分ぎりぎりのペースだと何があるかわかりません。そこで、体が暖まる10㎞までは1㎞4分55秒で行って、その後は1㎞4分50秒で走ることにし、フィニッシュタイムを3時間24分47秒に設定しました。 当日、スタート時はやや雲が多く風も強かったのですが、途中から晴れて江の島や富士山がきれいに見えまし た。肝心のレースは、スタートから30kmまでは何とか設定ペースを維持できましたが、30㎞を過ぎてから疲れてきてペースが落ち始めました。そんな時、給水所にHAPPY給食の「都まんじゅう」を見つけました。「都まんじゅう」は平塚駅近くにお店があり、一口大で白あんが美味しい平塚市民のソウルフードです。実は、以前、湘南国際マラソンで苦しい思いをした時に食べて元気を取り戻したことがあり、迷わず口にしたところ、体が覚えていたのか足が軽くなり、昨年の横浜マラソンで出した自己ベストを15分31秒更新し、設定タイムに1秒違いの3時間24分48秒(ネット)でフィニッシュしました。 完走後、湘南の海を見ながら飲んだビールは最高に美味しかったのですが、ゆっくりしていたら帰る人波で大混 雑になり、シャトルバスに乗れず、大磯まで40分余り歩いて帰るはめになりました。 今回、痛感したのはレースプランとペース管理の重要性です。まず、自分の実力に応じた目標タイムを設定し、 距離ごとのペースを考えておくこと。そして、設定したペースを守って走ること。特にスタート直後、周りのランナーにつられてオーバーペースになると、当然のことながら後半失速します。一方、30kmを過ぎてからは、疲労で設定ペースを維持できなくなります。今回は「都まんじゅう」で何とか頑張れましたが、レース後半は、美味しいものを食べたり、お気に入りの音楽を聴いたりして、気持ちをリセットすることが大切かもしれません。 サブ3.5という目標を一応達成したので、次の目標を何にするか迷っているところですが、取り敢えず1月の相模原駅伝と武相駅伝を頑張りたいと思っていますので、宜しくお願いします。 |
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