2019/12/1
|
|
第14回湘南国際マラソン「裸足」完走報告(今田) |
|
2019年12月1日(日)、神奈川県大磯町で開催された「第14回湘南国際マラソン(フル、42.195km)」を「裸足」で走り、4時間26分で完走しました。以下報告いたします。 【大磯~江の島】 大磯プリンスホテルをスタート。今回の秘密兵器はモンベルのロックオンサンダル。クリストファー・マクドゥーガル著「BORN TO RUN」に感銘を受け、タウラマラ族の走りを会得すべくサンダルでスタートラインに並んだ。スタート地点から1kmでひもがはずれ、13キロで脱ぎ捨てた。 裸足になったとたん、何だ、この解放感は!体のあちこちがほぐれて気持ち良い。サンダルをはいていたときに感じていた左足の痛みが消え、自然と笑顔が出る。片瀬江ノ島付近は大勢のギャラリーで、盛り上がっていたが、私の姿を見て一様に驚いていた。沿道から「裸足だ!」、「裸足がんばれ!」と応援を受けハイタッチを交わす。周囲のランナーから「裸足やりますね!」と声を掛けられる。良い気分で折り返し地点(20km、1:51:02)を通過した。 ♪写真のサンダルを元旦マラソン参加時に持参し見せて下さいましたが、厚さ5ミリあるか無いか、紐も非常に細 く、結局湘南マラソンでは紐が外れ素足に、元旦マラソンでは自作のサンダルで完走でした。
【片瀬江ノ島~茅ヶ崎~平塚~大磯プリンスホテル】 辻堂海浜公園の第5関門(ハーフ地点、1:57:18)は、RCチップをポケットから出し計測。茅ヶ崎から平塚までは私設エイドが多く、マスカットやイチゴをいただく。バナナの皮や梅干しの種をよけて走る。湘南大橋を渡り、28km地点でトイレ休憩。花水川橋(30キロ地点、2:53:54)を渡り大磯に入ると、路面が荒れペースが下がる。西湘バイパスに入ると自動車専用道路なので、自動車と歩行者を分離する白線はない。左車線は工事中で小石だらけである。ペースは1キロ8分に落ちる。 今回のレースの相手はほかのランナーではない。コースである。コース端では大勢のランナーが足を止めてストレッチをしており、声をかけて追い抜く。ほとんどない白線上を走り、二宮IC(40キロ地点)で折り返す。上り車線に入ると2車線になり、白線の上を走れてペースが6分台に上がった。大磯プリンスホテルでフィニッシュ。公式記録は4:37:25。ネットタイムは4:26:57。
【おわりに】 裸足フルマラソンでサブ4.5を達成した。小石さえなければサブ4達成は十分可能である。それほど裸足ランは快適だった。前足から着地し、自然に足の指が広がり、かかとがお尻の下にくる走り方になった。ふくらはぎの筋肉痛と足の裏に小さなマメができたが、大したことはない。 フォームづくりやケガの防止のために、芝生の上や砂浜を裸足で走る「裸足ラン」を、ぜひおすすめしたい。ただし舗装路を走る場合は、小石や枝、ガラスを踏まないよう、サンダルが不可欠。 【謝辞】始発に間に合うように車で駅まで送ってくれた両親、いつも大量のウェアを洗濯してくれる妻、応援していただいた湘南のランナーとボランティアの皆様に深く感謝いたします。 以上(2019.12.5)
|
|