横浜マラソン（梶田）

　走歴1年に満たないクセに、フルマラソンに挑戦！“無謀なるチャレンジ”横浜マラソン初フル無事完走して、ミッション完了致しました！！楽しくて痛くて苦しくて嬉しくて、そして「また走りたい！」と思える得難い経験となりました。　レース当日は暑くも寒くもなく、最終ブロックよりスタートして、青空の下、海風吹く横浜の街並みを快走。始めの15㎞くらいまでは、ただ走れることが楽しくて気持ち良くて…でも、そこからが本当のチャレンジ。左膝の裏やら、足指やら、右肩などなど、あちこち傷み始める状態を実感しつつ、極めつけに高速に上る坂が両膝泣かせでした。　途中、10Km毎に飲むよう言われた塩熱サプリをまだ2錠しか飲んでなかったのに、路上に落としたことに気がつき、焦って若干の失望感。その後、エイド各所でスポーツドリンク飲みまくり塩タブレットやら梅干し、鷲掴みしつつ走ったのは私です。　首都高速湾岸線27㎞地点、徒歩ランナー(矛盾した表現！)をしたたか抜かそうとして、まさかのアスファルト上にビターンと転倒。初心者アルアルの洗礼を受け、肘膝擦り剥きながら、応急処置してもらって、膝の破けたタイツで半ベソ気味ながら、気合いで走り続けました。むしろ擦り傷が痛くて、気になっていた他の痛みが大して気にならなくなりました！　30㎞以降は未体験ゾーンだったので、案の定、未体験のことが起こりました。脚の攣りは経験したことがなかったのですが、その怪しげな前兆に「これだ！」と気がつきました。ランニング耳年増で装備だけは一人前だったので、念のため御守り代りにと携帯してい芍薬甘草湯を咄嗟に飲みました、すぐに効きました！落としたのが御守りの漢方じゃなくて、塩熱サプリで本当に助かりました。　転倒してからの1㎞1㎞は長くて長くて、なかなか進まず。そんな中、エイドやパフォーマンス、沿道で応援してくださる方々の掛け声やハイタッチが力をくれました。とりわけ笑顔が素敵なお姉様方と見ると、ハイタッチしまくりまして。フィニッシュゲートを通過した瞬間、中盤〜後半辛かったレースだったのに、すぐに楽しい思い出に代わりました。ハマの青い海が素晴らしく綺麗に見えて、また走りたいなって思いました。　日曜日は仕事があったり、レース1ヶ月前に怪我をしたりで、練習会には数える程しか参加出来ませんでしたが、元気づけてくださった"走ろう会"の皆様に心より感謝致します。1人だったら、とうてい完走出来なかったかもしれません。　　

初フルで不安な思いを抱えるビギナーの私に、色々と応援、アドバイス下さり心から感謝です、温かい皆さまの優しさが擦り傷に沁みまくります。　エントリーから約5ヶ月、怪我などのアクシデントありつつも、"無謀なるチャレンジ" 数々の反省点や次回への課題含め、ひとまずミッション完了したことをご報告致します。レース翌日はあちこち筋肉痛で、完走の余韻に浸りつつロボットみたいな動きになっていましたが、「40代からでも元気で走れる！」という思いを胸に、これからも若々しくて素敵な仲間たちと走り続けたいです。

　私のランニング人生は、まだまだスタートしたばかりで、前途多難かもしれません。でも一度きりの人生！たとえ転んでも立ち上がって、フィニッシュゲートまでの長い長いレースを笑顔で楽しみたいと思います！