苗場山麓津南ジオパークウルトラマラソン100km（鈴木）

このレースは、スキー場で有名な苗場山麓にあるホテル、ニューグリーンピア津南をスタート/ゴールとした16kmの周回コースを走るもので、スタートは朝5時、ゴール関門は21時で16時間の制限時間となっている。累積標高は2822mあり、国内100kmのロードレースでは、1～2番を争うタフなコースとなっている。1周16kmのほとんどが激しいアップダウンであるが、最後の4km登り続けるところが最も厳しい。

前日は、ニューグリーンピア津南でビュッフェ形式の飲み放題の豪華な懇親会があるが、周回コースの一部となっているこのホテルの敷地には、このブュッフェ形式のエイドステーションが登場する。

私は昨年も出場していて、12時間44分9秒で55歳以上の部で2位入賞となったが、この日は台風の影響で新幹線が止まるということで、途中でレースをやめて帰宅する方が多かったこともあり、おこぼれで2位になったと考えられた。今年は何とか12時間を切り、密かに入賞を狙っていた。

スタート時の気温は16度ぐらいで走りやすかったこともあり、40km地点で4時間半を切るペースで走ることができた。その後は、多少ペースは落ちたが、登り坂も歩くことはなく、連戦のタフなコースで多少鍛えられたのか、意外と早いペースで苦手の下りも走れた。

途中、日差しが強烈になった時もあったが、エイドでの被り水でなんとかしのいでいたら、雲が出てきて夕方には小雨が降るというランナーにとってはありがたい天候であった。

タイムを狙っていたため、ビュッフェ形式のエイドで食を味合う余裕はなかったが、カレーやキノコスープなどを頂くことができた。

結果は、目標の12時間を切ることができ、11時間56分47秒でゴールすることができ、55歳以上の部で3位入賞となった。