ランニングクラブ

相模原市市民走ろう会
相模原公園、淵野辺公園で練習を行うランニングクラブです。
共通の趣味であるランニングを通じて、健康的で楽しいひと時を過ごしましょう!
 会長:津金 連絡先:御手洗 090-7812-6490 sagamiharashirc@gmail.com
  
2019/7/21

ルート3776&大砂走り(鈴木)

19日の22時半、田子の浦の海岸をスタートして富士山頂を目指すルート3776というイベントを富士市が企画している。これを使って、さらにおまけで大砂走りを追加したイベントをラン友さんが企画してくれたのでチャレンジしてきた。企画してくれた方ともう1名の方が体調不良で走ることができなくなり、車によるサポート隊になっていただき、途中で私設エイド的な役割を果たしてくれた。

事前に登山届と一緒に申請すると富士市からゼッケンが送られてくるので、これを付けて走っていれば、ルート3776にチャレンジしていることが周りからみてわかる。

21名が参加したが、私はレイトスタートとして22時半過ぎに4名でスタートした。スタート地点は蒸し暑く、とりあえず、不要なものはサポート隊の車に預けて軽装でスタートした。途中、雨も降ってきたがレインウェアを切る程ではなかった。6合目の駐車場で、サポート隊がお蕎麦などいろいろな食べ物を用意してくれていたので、ここでしばらく休憩した。その間、富士山の天気を確認したら、9時ぐらいまではクラスCだがそれ以降はクラスAとなっていたため、ウィンドブレーカー上下とレインウェアの上だけを持って進んだ。

その後、8合目ぐらいまでは雨も降っていて風も多少は吹いていたが、動いていれば汗が出るくらいで、快調に進むことができた。しかし、8.5合目ぐらいになると、進むにつれて雨、風共に強くなり、持っていたものを全て着込んだ。登りの登山客も増え、さらに下山する登山客もいて、時々渋滞が発生するようになった。上にいくにつれて、登り登山客の速度が遅くなりさらに渋滞の頻度が高くなり、止まっていると寒さを感じるようになってきた。そして9号目を過ぎると、渋滞で奪われた体温を取り戻すことが出来ず震えがくるようになった。9.5合目でレインウェアの下にエマージェンシーシートを巻き付けて進んで見たが、手足のしびれ、足の大きな震え、めまいで前に進むことができなくなり、一緒にいたラン友さんが9.5合目山小屋に交渉してもらい、発電機室の中で休ませてもらった。完全に低体温症となっていた。1時間ぐらいで回復したが、一緒に登っていたラン友の足を引っ張ってしまう結果となった。下山は、この方に登頂、大砂走りも断念していただき、登ってきた6合目まで一緒に下山を付き合ってもらった。また、山小屋のご厚意にも感謝です。

富士山の怖さを体験し、次回は天気予報をあてにせず、何が起きても大丈夫な装備でリベンジしたい。